2. 結成!ドラゴンハート

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「ふむ、そうだな」 マリアナはまた一つ欠伸をした後、ベッドから立ち上がる。 すると、ぐぅぅ~とマリアナのお腹から可愛らしい音が鳴る。 マリアナはポッと顔を赤らめる。 「アハハ、お腹空いたんだね」 「こら、笑うな......!」 マリアナは顔を赤らめたまま、笑う私を怒る。 「お前の腹は正直だな」 そう言うジークをマリアナはきっと睨む。 おぉ......にらみつけるだね。 「......何だ、お前まで私をバカにするのか?」 「いや、別にそういうわけでは......」 「炎弾魔法百発と氷槍魔法百発、どっちが良い?」 「......俺が悪かった」 そんな二人のやり取りを見て、私はまた「ハハハ」 と笑う。 ジークはマリアナの尻にしかれてるんだね。 ◆ 「あらあら。そんなことがね~、フフッ」 俺たちは今、朝食を食べている真っ最中だ。 食卓には、ご飯、味噌汁、卵焼き、サラダ、野菜の浅漬けや鮭の塩焼きが並んでいた。
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