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次々と生徒達の属性検査は終わり、最初に目をつけたリュウギ(魔王)の番が来た。
リュウギが石に魔力を流すと赤と黒に光った。
火属性と闇属性か。
「へぇ、闇属性。珍しいわね。」
それを見てルーとソウの目つきが険しくなる。
あまりにも真剣な顔つきだったのでルーとソウの顔を劇画タッチに変えてみる事にした。
グワッ!
サタソが吹き出した。
「どうしたんですか?サタソ」
「いっ、いや?ブフフッ、なんでも?」
その後のモブスターズ達は割愛して、ルーの番がやってきた。
「ハーイ、次の人ぉ、ブフォッ!」
あ、やべー!劇画タッチ戻すの忘れてた!
パチン!
俺が指を鳴らすとルーとソウの劇画タッチが元に戻った。
「?どうしたんですか先生。」
「あれ?あ、いや、なんか一瞬凄くリアルだった気が…まぁ、いいや、始めてちょうだい。」
「?」
そして、ルーは石に魔力を流す。
アッカリーーーーン!!
ざわざわっ!
「プレミア演出や!!」
なに言ってんだサタソ。
教室がざわついたのは当然。
石がレインボーに光ったからだ。
「まさか…!全属性…!!」
サナ先生が目を見開き驚く。
ルー=アダナーガ……。正体隠す気ないだろw
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