清明
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気がつくと見たことのない花畑の中にいた。僕の手は理人の手を握っていて離れなかった喜びがこみあげてくる。 「....棗」 「起きた?」 理人は僕の手を握ったまま体を起こす。 「ここは....」 「綺麗だね....」 「そうだな」 優しい風が僕たちを包み込み風とともに花の香りが漂ってくる。 「理人....ずっと....」 「一緒だ....」 甘い甘いキスを交わす。もう離れることはない....ずっとそばに.....
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