2 クラスと寮

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俺が言い終わると同時ぐらいに、ガラッと音がした。 前の扉から人が入ってくる。 「おうお前ら、席につけー」 ホスト教師キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! きた!きたよこれ!! 思わず立って叫びそうになったよこれ!! あっぶねえ!! 俺が心のなかで反応してから、周りがうるさくなりはじめた。 主にチワワが騒いでおります。声たけー。 「うるせー黙れ」 おおう…口悪いなあ…。 ホスト教師は、ある程度静かになったのを確認すると黒板に向かった。 名前を書いているようだ。 「……よし。はじめましてだな、ガキども。俺は今日からこのクラスの担任の、皇 帝(すめらぎ みかど)だ。よろしくな」 こ、これは……。 皇帝、だと……。 ギャグですか? ギャグなんですね? しかし名前に負けてない容姿なあたりすごいよなー。 髪は赤っぽい茶髪で、ところどころに金のメッシュが入ってる。 そして高そうな黒いスーツに赤いシャツ。 お前ほんとに教師か?と小一時間問い詰めたい。 そして身長が高いお前は俺に身長を譲るべき! 画面の前のお前もな!!
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