第1話

7/7
前へ
/7ページ
次へ
前に睡眠が浅くて困った時期があったから 睡眠薬はすぐ手元にあった。 お医者さんからちゃんと処方されたはずなのに 処方してもらった通りに服薬すると、常人よりも異常に眠りが深くなる。 それが怖くて もう起きれないんじゃないか、と 怖すぎて 服薬する時は勝手に量を減らしてた。 だから余ってる。いっぱい。 起きれないかもしれない事を怖がっていたくせに 大量服薬して死ぬかもしれない事はちっとも怖くなかった。 この時点で 僕はもう終わっていたのかもしれない。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加