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「あ…いや…それはだな…」
達子ちゃんは厳つい女の子2人の質問に答えにくそうだった。
その時、俺は今何時か気になったので、左ポケットにあった携帯を左手で取りだし、時間を見た。
このとき達子ちゃんはまだ俺と握手をしていた。
「おとこ!それなんだ?」
長身のあっちけいのマスクをした厳つい女の子が俺の携帯ストラップを見て言った。
「ちょっと貸せよ!」
パシ
俺は携帯を長身のあっちけいのマスクをした厳つい女の子に取られた。
(か…返せよ~!!あっ汚い手で、くまちラブストラップとすどぅーCawaii!ストラップを触るな!!)
俺は心の中で叫んだ。
「あ…わかった!」
チビデブのふきでものがある厳つい女の子が突然俺の携帯ストラップを見てなにかわかったように言った。
「おとこ……オタクだな!」
(そうですけど…なにか?)
「そうか!!そう言うことですか!!」
長身のあっちけいのマスクをした厳つい女の子がなにかわかったように言った。
「番長!!こいつ、オタク野郎だから、『タク野(たくや)』なんですね?」
長身のあっちけいのマスクをした厳つい女の子は刑事もんの二時間ドラマで犯人を当てたような感じで言った。
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