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「あの~なんで今日は3人ともくまち結びしてるのですか?」
俺は気づいたことを厳つい3人組に言った。
「くまち結び?」
「なんだそれ?」
達子ちゃんの友達の厳つい女の子2人は不思議そうに俺に言った。
「こ…これはヨイトマカ星防衛隊の新しいファッションだ!!その名も『番長結び』!!」
パチパチ
「さっすが、おやびん!!」
「一番似合ってますよ!!おやびん!!」
厳つい女の子2人は拍手しながら達子ちゃんを誉めた。
(く…くまち結びを自分のものにした……な…なにを考えているんだ…)
俺は達子ちゃんの考えがわからなかった。
「お・や・び・ん!!」
達子ちゃんの顔色が変わった。
「お前らなんど言えばわかるんだ!!おれはおやびんじゃなく、番長だ!!」
ぽかぽか
(やっぱ、お笑いの練習だ)
プッ
俺はちょっと笑った。
達子ちゃんはぽかぽかと厳つい女の子2人を叩いている時、俺をチラ見すると、
「き…今日はこのくらいにしといてやる!!」
と厳つい女の子2人に言った。
俺はなんで達子ちゃんが俺をチラ見したのかわからなかった。
そして、少し経って
「よし!!今日は解散!」
と達子ちゃんは厳つい女の子2人と俺に言った。
「え?もう解散ですか?」
「今日、早くないですか?」
厳つい女の子2人は不思議そうに達子ちゃんに言った。
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