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「く…くまち結び…似合うかな…」
「へ?」
俺は達子ちゃんがなにを言ったか聞こえなかった。
「た…たくやはこのか…髪型がす…好きなんだろ?」
「はい?」
俺は達子ちゃんがおかしくなったと思った。
「く…くまちより…か…可愛いかな?」
「ほへ?」
俺は達子ちゃんが頭を何処かで打ったと思った。
「こたえろや~!!」
達子ちゃんは怒りながら俺を見て言った。
「く…くまちよりか…可愛いです!!」
俺はビビって嘘を言ってしまった。
「本当か!!」
達子ちゃんは俺の顔を見て真剣な顔で言った。
「ほ…本当だよ!!」
俺は本音を言うと、ヤバイと思い言わなかった。
「まじか!!やった!!」
達子ちゃんは物凄い笑顔で喜んだ。
ドキッ
(か…Cawaii!)
俺は達子ちゃんに少しときめいた。
「……ど…どうして、くまち結びを番長結びって言ったんだ?」
俺は気になったので達子ちゃんに聞いた。
「た…たつこ結びの方がよ…よかったかな?」
「へ?」
俺は達子ちゃんが言ったことが聞こえなかった。
「な…なんでもない!そ…そんなことどうでもいいだろ!」
達子ちゃんは少し怒りながら言った。
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