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「こ…今週のど…土曜日はひ…暇か?」
俺は達子が何処かに連れていこうとしていたのだと思った。
「暇じゃないけど…」
「ど…土曜日はヨイトマカ星防衛隊の集会があるんだ!!欠席は許されない!」
「さ…参加しなかったらどうなるの?」
俺は恐る恐る聞いた。
「それは……言えないが、凄いことをたっくんにするから!!」
(え~まじかよ!!土曜日、オタ友と『ストロベリー工房』のCDショップをはしごする約束をしていたのに~!!なんで、お笑い3人組を見なきゃならないんだよ~)
俺は納得をしていない顔をしていた。
「土曜日…何処かに行くのか?何処に行くんだ?教えろ?」
「え~とまず…」
俺は正直に答えた。正直に言えば、集会に行かなくてすむっと思ったからだ。
「よし!!わかった!集会は日曜日にして、土曜日はたっくんと『ストロベリー工房』のCDショップをまわることにした!」
「え~!!」
俺は達子の考えが全くわからなかった。
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