女番長とアイドルCDショップ廻り

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そして、土曜日…俺は達子と待ち合わせの駅前にいた。 「今、何処にいるんだ!!駅前にいるのか?」 「いるよ!!」 「お…おれはもうすぐで着くからな!」 「わかりました…」 プチ プープー 俺は達子との携帯電話を切った。 ……この前の日曜日、達子に携帯電話の番号を教えろと言われていやいや俺は教えた。 ……それ以来、1日1回俺に電話してくる…。 俺は訳がわからなかった。 ……ちなみにくまちのグッズはまだ返してもらっていない。 …今日、返すと言っていたが…。 『あれじゃん♪ 夏だから~ 暑いよね♪ (オオオッオオオ~♪) ばくだ~んも~ ばくはつ~するじゃ~ん♪ 』 …俺の携帯の着うた『ストロベリー工房』の『本気(まじ)バクダン!!』がなった。 ※『ストロベリー工房』の『本気(まじ)バクダン!!』は決して、『ベリーズ工房』の『本気(まじ)ボンバー!!』をパクったものではありません。また、『本気(まじ)バクダン!!』の歌詞も『本気(まじ)ボンバー!!』の歌詞をパクったものではありません。 (誰からだ?オタ友からか?) 俺は携帯を見た。 《番長達子》 と表示していた。 (ヤバイ!!早く出ないと達子が爆発する!!) 俺は直ぐ電話に出た。 「もしも~し」 「なんで、さっき電話切った?なんでだ?あん?」 達子はばくはつ寸前だった。
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