4人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ…いや…ま…間違えて切るボタン押しちゃいまして…」
俺は嘘をついた。本当はわざと電話を切った。
「本当か?わざとじゃないのか?」
俺は女番長だろうが普通の女だろうが女のカンは鋭いと思った。
「わ…わざとじゃないです」
「あやしい……まぁそれよりも、メリーとお金がもうすぐ着くからよ!!」
「え!?あ…あの2人来るの?」
俺は驚きながら言った。
「あ…やっぱ…お…おれと2人がよかったのかな?」
達子は小さな声で言った。
「へ?」
「な…なんでもない!!あ…あいつらが来たら、頼むぞ!!それじゃ~な!!」
プープー
電話が切れた。
(あの厳つい2人が来るのかよ~!あの2人は絶対俺をパシリに使うぞぅ~。どうしよ~……。まぁオタ友の前田氏と早乙女氏も来るから大丈夫か…)
俺は少し不安になったのでオタ友の2人早く来いと思った。
少し経って
ポンポン
と俺は誰かに肩を叩かれた。
「え!?」
俺は後ろを振り向いた。
最初のコメントを投稿しよう!