2014.March

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うおぉーっ!睨んでるこっち睨んでるっ よくよく考えたらあっちは俺のこと知ってるのに名前は何ですか?って変だよねー!! 早く訂正しなきゃっ 訂正を………… 「ガオ」 「へっ………」 「ガオ・リーガルだよ、パパ。 パパは僕のこと…息子みたいに 可愛がってくれてる」 そう彼は言うと俺の頭を優しく撫でた。 ガオ…ガオ・リーガル………… じゃ…やっぱりやっぱり… 【パパ…ねむぃ…だっこー】 あのガオ君ですかぁーーー!!!! ちょっと待てっ!さっきまで小さかったよ!ちびちびの子供だったのに… 何でこんな成長してんのーー!!! まさかっまさかっ… 「タイムスリップ……(ボソッ」 してきたのか俺っ!! どっどうしようっ!夢かっ! 俺は夢かどうか確かめる為に頬をつねってみた。 いたい……痛い…ってことは夢じゃない…。 どっどっどうしようっ! まずっ未来のガオに話した方がいいよな…。 何か知ってそうだし……。 「あのさ…ガ「はい」え?…」 俺の言葉を遮りかのようにガオは俺に酒を渡してきた。 「僕の名前を忘れるぐらい激しかったんだね…。 サクラお兄ちゃんには僕から程々にって言っておくから… まずはお酒を呑んで気分転換しよ?」 「…ぉう…」 俺は言われるがままにガオからお酒を受け取った。 何だが上手く勘違いしてくれたみたいだ… そこはガオだな…うん。 とゆうか…… 「ガオ…お酒…呑めるの?」 「えっ?うん。度数の強いのとか呑めるよ? それも忘れちゃった?」 「えっ?あっいやっ そっそうだよなー呑むよなー変なこと聞いてごめんなーアハハッ…」 「変なパパ……」 拝啓 愛しのダーリン様 どうやら俺…未来に居るみたいです…。
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