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とにかくっ！この後のことを考えなきゃっ！！
どうにかして元の時代に帰らないと………
ガオを起こすか？でも寝てて…悪いし…。
俺がそんなことを考えていると隣でモゾモゾと動きがあるとガオがいきなり起き出した。
「？！ガオｓ…ガオどうした…？」
「パパ……………」
ん？あれ？何か…目付きが鋭くない…真ん丸になってる
とゆうか…声もさっきより低くないし可愛い感じ…
何よりもドＳオーラがない？
え？どうなってるんだ…？
「パパーーーー！！！」
「うぉっと！」
「ごめんなさいっごめんなさいパパー(泣)」
俺がじぃーとガオを見てるとブワッとガオは泣き出し俺に抱きついてきた。
咄嗟にガオを抱き止めたが…何が何だかわからなくなってきた………。
「ガオ？何がごめん何だ？」
とにかく…ガオに聞いてみた、それが一番だろ？
「僕…僕……またパパが言う前にお酒を呑んでパパを食べちゃったでしょ？
しかも痛いこといっぱいしちゃってごめんなさいパパ(泣)」
そう言って俺に抱きつきながら謝り泣き続けるガオ…。
どっどうゆうことだ…。
泣きながら説明をしてくれたガオの話を纏めると……
普段のガオは俺が知ってるちびっ子ガオがそのまま大きくなったような男の娘のようだ…。
色々と経験や知っちゃったせいで…純粋な真っ白な子じゃないみたいだが…話を聞く限り純情な受けのネコみたいだ…。
普段のガオなら俺が部屋に来ても俺が言わない限りただ一緒に寝るだけらしい………。
だが、お酒を呑んでしまうと性格が一変し、ドＳオーラ全開の攻め攻めタチのガオ様が降臨してしまうらしい…。
そうなるとお構いなしに食いまくると…………
普段は駄目と言われいて、自分でも気をつけているし、俺が呑んでーって言わない限り呑まないのだが…今日は仕事終わりに皆とうっかり呑んでしまい…
勝手に部屋に入ってきた俺を…食べてしまったと……。
しかも色々と痛めつけて………。
「ごめんねパパっ(泣)！」
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