-始まり-

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(えっと…。キリングキャッスルの大会の招待状?なんで俺なんかに…?) 最初は流石に疑問を感じたが、手紙の最後に書いてあることに、目が釘付けになった。 …優勝賞金1000万円。さらに副賞が付く。 副賞について細かくは書かれていなかったが、こんなに大がかりな事をするんだ、きっと豪華な物だろうと思った俺は迷わず大会に参加することにした。 数日後、友達に会ったため、俺は大会のことを話した。 「なあ、今度キリングキャッスルの大会があるらしいぞ。優勝賞金は1000万円だってさ!」 「そうなのか?運営側はそんなことをするなんて言ってなくないか?」 「間違いないって!わざわざ家に招待状を送ってきたんだからよ!」 「おかしいな…。自分のところには送られてきていないぞ?」 友達は顔をしかめてこう言った。 「まあお前が選ばれたって事だろうな。俺の分も頑張ってくれよ。」 「任せとけって!絶対に優勝してきてやるよ。」 「ああ。じゃあそろそろ時間だから…。」 「おう。また今度な!」 そうして友達と別れた後、自宅に戻ることにした。そしていつも通りゲームをして寝ることにした。 そして次の日。 目が覚めたらそこは、全く知らない場所だった。
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