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「ロクス中佐、ウンブラ中佐は至急操縦室までお越しください。コンシリウム大佐がお呼びです。」
その軍人が何か言おうとしていたが(指示を仰ごうとしたのだろう)、操縦室からのアナウンスによって阻まれる。
俺たちは急いで乗客たちの間抜けて操縦室に向かう。
操縦室に入ると熟練した操縦士がロクスに電話を差し出してきたので、ロクスが受け取り、そして俺にパスした。
「たまにはロクスが受けてもいいんだからな。」
「ムリ。」
でしょうね。
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