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「まずロクスは敵を探って!ウンブラは外に出て待機!今後の指揮は無線を通じて行うわ!」
助言を受けた俺たちは即座に行動を開始する。
俺は操縦席の横にある扉を蹴破って外に出る。
外は真っ暗でかすかに空気が動く程度であり、息苦しさを感じる。
「後ろ下800m。来てる。」
「ウンブラは気配を消して、敵の頭上で待機!ロクスも外に出て合図とともに照明弾を撃ち込んで!」
張り巡らされた鉄筋を伝い、列車後方50m、高さ20mのところで待機する。
ロクスも出てきたことを確認し、合図を待つ。
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