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「今よ!撃ちなさい!」
シュボッ
音とともに発射された照明弾は赤い光を出しながら、弧を描くように飛んでいく。
「見えた。」
それは猿にそっくりだったが、体長は3m以上もあり毛むくじゃらの八本の足で鉄筋の間をすいすいと移動していた。
そして照明弾によって電車と奴らの影が出来上がる。
「とべっ!」
その言葉でまっすぐ下に飛び降りる。
ドンピシャで先頭の外界生物の影を踏む。
「踊れよ、猿ども。」
直後『暗黒夜会』が発動し、踏んだ影の猿を影で串刺しにする。
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