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彼女の名はコンシリウム。
意味は助言とかアドバイスだ。
見た目に合わない的確な指示を送る部隊の司令塔だ。
ちなみに、皆からはコンちゃんと呼ばれからかわれて、もとい親しまれている。
「二人ともいつまで抱き合ってるのさ!なんで私の前でいちゃいちゃするの!するなら二人きりの時にしてよ!」
ちなみにこの姿は子供、頭脳は大人のお子様上司は俺のことを見ることはできない。
なので実はロクスがポーズしているだけでもう抱き合ってなかったり、俺が後ろでニヤニヤしてるのも気づかないでいる。
「ちょっとぉ!報告するならさっさと報こ、うひゃあ!…離せー、はーなーせーよー!」
椅子の上に立って机をばしばし叩いているコンシリウムの脇を抱え高い高いをすると、彼女は足がつかなくなってしまった。
「はっはっはー。こうするとやっぱ子供だな。」
「子供じゃない!お前らの上司だ!」
「それ以上はセクハラで独房にぶち込みますよ。」
任務での苛立ち込みでコンシリウムをいじっていると、部屋の隅から恐ろしく冷たい声が放たれた。
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