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見事な花束だった。 眉も目も鼻も口も分からない。 花束を首に乗っけただけの生物。 アニマルタイプは最近見かけるけど、まさか花束頭なんて予想外過ぎて。 「ん、良いよ。付き合う」 眉も目も鼻も口も分からない。 花束を首に乗っけただけの生物に、私のぺったんこな胸は忙しなくときめいていた。 今までどんな美形人間にも反応しなかったのに。
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