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やぁ、いらっしゃい。
ここは雑貨屋【納涼店】だよー。
なに?名前がテキトーすぎやしないかって?こまけぇこたぁいいんだよ!
まぁ、そんなことは置いといて。とりあえずお茶でも飲んでマッタリしようじゃないですか。
久しぶりの客だからちょっとテンション上がってるけど気にしないでね!
さて、ここでは様々なモノを売っています。
日常生活用品から嗜好娯楽品、はたまた刀剣や銃、兵器までそれはもう幅広く!もちろん無認可で!
その中でも目玉商品なのが………
ずばり!【笑い】です!
……え?冷やかしなら帰るって?
いやいやホントなんですって!ホ・ン・トなんですよ!
見れば分かりますから!頼みますから座ってください!
………ふぅ、いきなり帰ろうとしないで下さいよ。危うく貴方という存在を消すことになる所でしたよ。
……え?………やだなぁ!冗談に決まってるじゃないですかぁ!ジョークジョーク!It's American joke!
まぁ、確かに私も悪かったですが。主に言い方が。
実はですね、この店では様々なモノとは別に、とある特殊なモノも売っているんです。
それこそが、そう。【感情】なんですよ。
喜怒哀楽はもちろん、人間の複雑な感情や、無機物の感情まで取り揃えております。
ま、この店を受け継ぐたびに無くなっていってるので、今ではちょびっとしかありませんが。
さぁさぁ、手にとって下さい。
見てください。
聴いてください。
感じてください。
これは幻覚でも幻聴でもありません。
それでは、お楽しみください。
【幻想経典】の始まりです―――
え?今さっきと全くテンションが違うって?そんなの雰囲気作りに決まってるじゃないですか。
※この小説は短編集です。
※台本形式となっておりますので苦手な方は今すぐブラウザバックをば。
※ほう、かまわん。続けたまえ。な方、オラ、あくしろよ。な方大歓迎←
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