2。

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濃厚な写真をもらって30分。 俺とディーたんは、情報交換という名の萌え語りをしていた。 もちろん、フォル先生のことも伝えました。 「へぇ……。面白いことになってきたんだ。これから、楽しみだねぇ」 「うん。……あー、そういえば、ディーたんが貸してくれたの返すね」 「ん」 さっき読んでいた小説をディーたんに渡すと、感想は? と聞かれたので渋々答えた。 「感想っていうか……。内容に悪意を感じたよ。面白かったけど」 「えー。僕の最近のブームなのに」 「ディーたん」 「ベル姫も総受けになっちゃえばー?」 「俺はノーマルなの。ディーたんが受ければいいじゃない。腐男子受け、おいしいよ?」 「ベルだって、腐男子だよね?」 「…………」 ディーたんの言葉に黙り込む。別に忘れてたわけじゃない、よ? 「……まぁ、いいや。そういえば、ベル姫」 「ふへっ!?」 目が泳いでいたことに気づかれていたのかと思い、驚いて変な声を出してしまった。 「今度、新作を持ってくるよって言おうとしたんだけどね」 「う……」 またやってしまった、と途端に恥ずかしくなり、顔を真っ赤にさせる。 顔を俯かせて目を合わせないでいると、クスッと笑う声が耳に届いた。 「耳まで真っ赤。ベル姫のことだから、結構フラグたててるんじゃない?」 「そんなこと、あるわけないじゃないっ」 失礼しちゃうな、と頬を膨らませる。 これでも、フラグがたたないように行動してるんだよ? .
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