2。

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「とにかく、告白されたら僕に言ってね」 「されないだろうけど、なんで?」 「それは、まぁ……ふふ腐だよねぇ」 なんか、嫌な予感しかしないので、絶対言いません。 大体、俺に告白する物好きは居ないと思うな。女の子に言われたらちょっと考えちゃうけどね。 「……僕は、ベルが幸せになってくれれば、それでいいんだよ」 「ディータ……」 そう言うディーたんは、一切ふざけた様子はなく、優しく微笑んでいた。 俺も同じように小さく笑みを見せると、ディーたんの両肩に手を置いた。 「……お前、そう言って、ただ絡みを近くで見たいだけだよね?」 「あ、バレた?」 「とことん欲望に忠実なとこは、嫌いじゃないけど、俺はならないからねー?」 「いっ、痛いよ。ベル姫」 「痛くしてるんですー。ディーたんのバカ」 ディーたんの肩に置いた手に力を入れれば、ミシミシと音が鳴っている……気がした。 俺には、握力がないのでそれほど痛くないだろう。残念だ。非常に遺憾だ。 「バカー? そんなこと言っていいのかなぁ?」 「う、あっ?」 やはり、痛そうにしていたのは演技だったようで、俺の両手を掴んだディーたんは、あっさりと俺をソファーに押し倒した。 「ディータ……?」 「どうやら、ベルはお仕置きされたいみたいだね」 「え、え?」 .
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