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…ん？ 聞き違い…かな？
ﾙｳ｢えっと…ココ、ですか？」
「うん、ココ。職員室」
ﾙｳ｢ぇ…え？だっ…しょ…じゃ…でm…なん、寝…えぇ？」
「うん、いっぺん落ち着け。
言いたい事は分かるけども…
"だって人いないし"
"職員室？ココが!?"
"じゃあこの人先生とか？"
"でも何で寝てたし？"
…。だろ？」
ﾙｳ｢えと…はい」
凄いなこの人…何で分かったんだろ？
「１個っつ答えると…
まず人がいないのは、ココが"第２"だから。」
ﾙｳ｢第２…？」
「そ。ココは"第２職員室"。
んで、ホコリ被ってんのは、殆どが第１使うだけで事足りるから。」
じゃあ何で造ったし…
「要するに空き職員室だな。
そんで、俺は先公じゃないから、何で造ったとか知らん。」
心読まれた…？
「寝てたのは授業サボってたから。ここまでおＫ？」
ﾙｳ｢えーっと…はい、理解しました。」
「んで？ココに来たご用件は？」
ﾙｳ｢あ、えと…第１?職員室を探してます…」
「それなら、中央校舎の２階だよ」
ルウ「ありがとうございました。」
「んー。 あ、そーいや名前聞いてなかったな、何ての？」
ﾙｳ｢華炎 瑠羽です。」
「あーはい、覚えた。多分」
ﾙｳ｢じゃあ俺、職員室行くので…」
「ん。俺なら大体ココに居るから、何かあったら聞きに来な」
ﾙｳ｢はい。ありがとうございました」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…ﾊﾟﾀﾝ
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