プロローグ

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**県常世(トコヨ)市。 東京下町風情ただよう小さな町。 その町から本の少し離れた場所に大きな怪しげな屋敷があった。 門には【幻狼屋】と掲げられた看板があり、いかにも怪しい屋敷だった。 その家には一人の妖術師が住んでいた。 《私(わたくし)が幻狼屋の主…大神煌夜と申します》 妖術師と名乗る"少年"がたった一人で暮らしていた。 妖術を使い悩みを持つ者に助言し悪しきモノを祓った。 そう…… それが"彼女"の仕事であり、 約束であり、使命なのだから。
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