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刹「うわ~、最悪」
玄関に置いてある懐中電灯を持ってリビングに移動。
やっとリビング手前に来た時――人の気配を感じた。
泥棒……か?
不穏な気配に危機感を覚えたオレは、スイッチを消してゆっくりリビングを開けた。
―チャキッ
?「は~い、動かないでね」
淡々とした低い男の声に首に当てられる冷たい金属物。
?「あんた誰?何で此処に連れてきたの?」
アレ?この声子★ボイス??
刹「まさか…猿飛佐助!!?」
?「Σ!?」
あらま、図星だったぽい。
佐「……教えないと殺すよ?」
グっとクナイに力が入り、ツーっと血が伝う。
え、怖っ!!?
そして痛い、ガチで痛い!!
刹「……い」
佐「え、何て?」
刹「痛いって言ってんだろうがぁ!これでも喰らえ!!」
スイッチON!
佐「ぎゃあああ!!目が…目が…!!!!」
おいおい、その台詞どっかで聞いたことあるぞ!!
悶絶する佐助の腕を掴んだ。
そして素早く後ろに捻り、床に叩き付け拘束。
すっげ、モノホン(゜□゜)
手から落ちたクナイを遠くに投げ捨てた。
刹「呆気ねぇな、それでも忍?キシシ」
佐「…くっ(この子強い!)」
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