私、主人公だよ!

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スズネ「ハァ…ったく。ほれ、早速仕事よ」 フライ「ルクティーのギルド登録っすねwwwww把握wwww」 スズネ「雑草厳禁!」 フライ「おっふぅ……」 雑草を生やす事を拒否され、急に元気が無くなったお父さんに向けて私は言った。 ルクティー「お父さん!元気出して?私明るいお父さんの方が大好きだよ☆」 フライ「…だよなー!!ふはは、モチベーション格段と上がって来たぜ!」 チョロイ父親だ。 ルーク「んじゃ、俺は魔力測定器持ってくるわ。どんな魔力でも壊れる事の無い俺作のな!」 そう言い残すと義兄ちゃんは《転移》を使い部屋を退出した。 フライ「それでは始めようか!えーっとまず、この書類に目をと」 ルクティー「何々ー?」 変な口調で話すお父さんから書類を奪い取り、私は内容に目を通した。お父さんが若干涙目なのは幻覚か何かだろう。 書類の内容はこうだった。 『ギルドに登録する者は必ず見る事!  ・小便は済ませたか?  ・神様にお祈りは?  ・部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はOK?  ・ラジオ体操第にー!大きく両手を広げ元気を貰ううんどー!』 殆ど見る必要は無い内容であった。
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