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ルクティー「ミタヨ」
フライ「棒読み…!?」
ルーク「持ってきたぞ」
急にお父さんの隣に人の頭程の大きさをした水晶玉を持った義兄ちゃんが出てきた。本当に急だった。
フライ「おし、そんじゃあ今から魔力量と属性を調べるからさ。ここに手を乗せて魔力を送り込んでくれ!」
ルクティー「よぉし!私の全力を見せてあげる!」
8年間引き篭もっていた力をとくと御覧あれ☆
私は右腕を伸ばし、ゆっくりと水晶玉に触れた。まずは全身の魔力を感じ取る事。
体の内側に血液とは違う暖かい何かが流れているのを確認する。これが魔力だ。
この魔力を指先に集中させて、一気に水晶玉に送り込む!
刹那。……水晶玉が壊れてしまった。
ルクティー「テンプレにも程があるよ!!」
ルーク「おっかしいな…∞でも測れる様にしたハズなんだけど…」
スズネ「そんな事もあろうかと私が作っておいたわよ」
目の前に突き出される水晶玉。それは純粋そのもので、透明に透き通っていた。
やっぱりお母さんは凄い!
ルクティー「じゃ、もう1回いくよ☆」
もう一度水晶玉に魔力を送り込む。すると水晶玉は目を瞑りたくなるくらいに発光した。
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