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ドラゴン「グガアアアアアアアアアアアア!!!!」
ルクティー「ぴぎゃっ!?」
振り下ろされた足を無様に避け、温かい水を流す。これは決して泣いてるわけじゃないよ!?
ルクティー「ひえぇ…ドラゴンなんて初めて見たよぉ…!」
ドラゴン「グルアアアア……」
ルクティー「……し、仕方が無いね。これだけは使いたく無かったけど…」
震える足を押さえながらゆっくりと立ち上がると、私は右手で銃の形を作り、ドラゴンの頭部を狙った。
ルクティー「威力を低めで……発射…!!」
指の先に綺麗な黄土色の渦が出現し、発射の言葉と共に1本の線となり放たれた。これが私の秘密の能力、《ミルク力》の応用だ。
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