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仮初めの私
鏡に映る私
水面に映るの私
どれも違う
本当の私はどこ?
会話する
好きな事
嫌いな事
聞く事
見る事
どれも私は私を偽って嘘つき
だから私は居ないのと同然
笑顔の私は
良く見られたいから
つまらない会話も笑顔の私は
嫌われたくないから
本当は
本当の私はそんなに良い人ではない
心を見せる事も怖い
私にも心がどんなに汚いか分からない
埃をかぶって
蜘蛛の巣があちこち
ドロドロした扉に
きっちり鍵を何個も付けて
私の知らない私を閉じ込めている
開けたら
此処にはいない
真っ白か真っ黒になって
私はどこか美しい場所で蒔かれる
そこから芽が出る事などない
私しも知らない自分
鍵を開けてはならない
そこには何も無い事は
最初から知っている
ドロドロな私
けど、どうして、こうも…
1人はイヤなのだろう
それがムカついて
苛立って
虚しくなる
本当の私?
それは嘘、偽らない事
難しい
今までそうして来たんだから
その扉を開けて
私は地獄へのトンネルへ
ダイブしようか…
。
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