思い出話③

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思い出したことを書いてみよー。 世はポケベル時代… だったころぁたしは華の女子高生でした。 ぁたしの通ってた女子校はポケベル禁止だったので、先生に見付からないようにコッソリ持ってました。 アホなくせに校則もアホみたいに厳しかったんですよね…。 化粧もだめ ルーズソックスもだめ 煙草は20才になってから。 指定の靴下に指定のセーター… 時々行われる抜き打ちの持ち物検査。 毎日描いては先生の手によって消される眉毛。 「先生のツバは眉毛がよく消えるぞー」 なんじゃそら。 その節は大変お世話になりました。 高校生活、めっちゃ楽しかったです。 そんなわけで(どんな訳だよ…)なんかね、なにかしらのイタズラを先生に仕掛けてみよぅと、浅はかなぁたしは考えたわけです。 日頃のしかえしだぜ。 題して、「冤罪で先生を陥れる」作戦!!! で、ポケベルの広告を切り抜いて段ボールで補強してなんちゃってポケベルを作成しました。もちろんベルチェーンつき。(若い子は分かんないんだろーな…ベルチェーン 懐かしい(*´ω`*)) あとは簡単です。 先生が疑ぃやすいように、こそこそポケベルをチェックしているフリをしてエサにかかるのを待つだけ。 怒られる前に、偽物だよーと、言って、冤罪を認めさせるのです!! 「おーぃ。そこー」 早速エサに食いついてきました。 そこでネタあかし。お待ちかねのテッテレーです。 「偽物でしたー(*≧艸≦)」 とお茶目に笑います。 甘いです。まだ終わりではありません。 その後30分ぉ説教をいただき、反省文を書きます 。 そこからは芋づる式に…色々な物が没収されていきます。ぁりがとぅござぃます。 ルーズソックス1600円。 カーディガン13000円。 彼氏から貰った指輪プライスレス。 あと化粧品も没収されました。 そして、親を呼ばれて3者面談に入ります。 しっかり謝罪をします。 これで、滞りなく先生ドッキリ王国の終了です。 全ては 想定の範囲内でした。 嘘です。 プロジェクト完了。 めっちゃめんどくさいことになったぜ… もーやらないでしょうね。2度と。 冤罪所かガッツリ説教されたじゃねーかよ… なんで、そーなったのか分かんないけど。
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