第5話

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「ごめん、ちょっと嬉しくて調子に乗った…… お見合いに関しては、多分何とかなるだろう……でも、相手がちょっと面倒くさい奴で、実はまだ片付いてないんだ」 はぁ……と大きなため息を吐き出し課長がうんざりとした顔をした それを聞いたら胸がモヤモヤしてきた 大丈夫なんだろうか? あの美人さん、諦め悪そう…… って言うか、断られたらプライドが許さないだろう 美人を怒らせたら怖いんだろうな…… 「まぁ、何とかするよ 気にするな!」 そう言って笑った その後は土曜日曜どうやって過ごしてたのか、ご飯はちゃんと食べたか、薬は飲んだか、色々と質問責めにあった 「フフッ……やっぱり課長、お母さんみたいですね。いやお母さん以上……? うちの母なんてこっちから連絡しなかったら1年くらい平気で音信不通ですよ ……まぁ、その分ウザくて面倒な兄がいますけどね……」 なんだかんだと話していたら、もう会社の近くまで来ていた 道がすいていたせいか、予定より早く会社へ着きそうだ 会社まで一緒に行くのは誰に見られるかわからないから、どこか途中で降ろして下さいと言う私を『大丈夫だよ』と呑気に構えて無情にも会社の駐車場へ入って行った どうか、オフィスに着くまで誰にも会いません様に…… 祈る気持ちで課長のあとを着いていく 今日は月曜日、一週間の始まりだ そして今日からうちの会社に佑が来る このどうしようもなく不安定な心の中を課長に悟られたくなくて、無意識に心を閉ざす どうか、何事もなく佑の研修か終わります様に…… 祈るような気持ちでそっと目を閉じ、両手を握りしめた

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