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「さて、ここの遺跡の動力源を探して発見してから帰りましょうか」
そう言いながら、ん~と背伸びをした博士
が、その途端に彼女のポケットから何かの音楽が流れた
「あれ?連絡ですか?」
そう言うと博士はポケットから通信機を取り出すとそれを耳に当てる
すると聞きなれた男の声が聞こえてきた
「おや、ヨハン様じゃないですかー
え?遺跡調査はいいから戻てこい?
試作品の人工生物が脱走した?
わーごめんなさーい!すぐ戻りまーす」
連絡を受けた博士はなんだか珍しく焦っている様子
どうやら彼女の働く研究所で緊急事態が発生したらしい
まあ、これが次の波乱の幕開けとなるのだが
それはまた次回のおはなしだ
かくして変態博士の遺跡調査は幕を閉じた
彼女の得られたものは少なからず帝国を発展させるだろう
そしてカースとクゥ、彼等のどちらかが手に入れる古代兵器はこれからどんな運命が待ち受けているのだろう
この先は運命の神のみぞ知る
☆変態博士の遺跡調査・終☆
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