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もちろんこれらの作品は
連載という長い時間をかけて、
読者の中に作品のイメージを植え付けていったもの。
一朝一夕に真似ができるものでもない。
でも、30ページくらいの作品でも
テーマ、描きたいことをしっかり絞って
読者に余計なことを考えさせることなく
ストーリーに集中してもらえるようにすれば、
その糸口はつかめると思う。
逆に読後感が悪い作品てなんだ？…ってことになるよね。
これは作品が面白くないってことよりも、
作品を読んだ読者が
混乱したことによってもたらされる感覚ことなんだ。
その混乱はどこから生じるか？
原因はたくさんある。
バランスの悪い起承転結の配分に
作品規模に対して多すぎる登場人物、
読者と地続きではなく親近感を感じられない
空想だけに頼ったストーリー、
雑な仕上がりの原稿、
極めつけは完結せずに放置された作品…。
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