第1話

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次の日も例の客がいらっしゃって夢を見ていかれた。 料金はやはり安くなっていました。 その次の日も、また次の日も来ては人殺しの夢を見ていかれた。 料金はついには2千円にまで安くなってしまいました。 これは、あまりいい兆候ではありませんね・・。 客「今日も見せて下さい・・。」 「お客様のご要望に答えるのが仕事ですが、 これ以上はあまりお勧め出来ません。」 客「お金なら払うわ。問題ないでしょ?」 「解りました。では夢の中へご案内します。」 殺す!殺す!死ね!死ね! 何度も何度も包丁で刺した。 何回見てもいい気分だ! 夢から覚めた。
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