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はじめまして、わたしはロイとでも名乗っておきましょう。
わたしの仕事は、夢を売ることです。
夢と言っても、様々ですが寝て見る夢を売っております。
お客様のご要望通りの夢を見せて差し上げるのが仕事です。
さて、今日のお客様はどういった方が来るのでしょうね。
カランコロン
一人の女性が入ってきた。
「いらしゃいませ。」
客「あ・・あの、この店では見たい夢が見れると聞いたのですが・・。」
「はい。ご要望通りの夢を見せて差し上げます。」
客「好きな人とデートする夢が見たいんです。」
「かしこまりました。お見せしましょう。」
客「いくらで見られるんですか?」
「そうですね、一般の方が相手でしたら5千円になります。」
客「え?!そんなに高いのですか?」
「好きな夢が見られるお値段としては相場かと思いますが、いかがいたしましょう?」
客「解りました!払います!お願いします!」
「こちらのベッドに横になって下さい。」
客「本当に見れるんですか?」
「もしご希望通りの夢じゃなかったら、
料金はいただきません。」
客「お願いします。」
「では、どうぞお楽しみ下さい。」
客は眠りに入った。
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