千年桜

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「なぁ、やめねーココ」 と俺が言った言葉を、全員が無視して花びらの舞い散る木の下にレジャーシートが敷かれる。 「真木くんも手伝って」  そう言われ、渋々シートの端に重石を乗せた。 「なぁ、やっぱやめない?」  そう言った時、美月が花見用にと作って来た重箱の蓋を開いた。  宴会の開始だ。
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