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僕達は村人を説得していた。
「あの子のためにも、村全体で協力をして飼ってあげてくれませんか。」
「やっぱり、危険だから・・・」
しかし、村人の返事はどれも良くないものだった。
ビッグバードは今まで危険な物であり、食料でもあった。
それでも、ペットではなかった。
今はヒナだけど、いずれ手に負えなくなる。という意見が多かった。
「そっちはどうだった?」
僕は、金髪でお団子ヘアーの女の子に聞いた。
「また、ダメでした。」
あれから一時間経っている。スケジュールは大幅にずれていた。
方向性を変えないといけないのだろう。
「ヒナを躾けて、危険でないことを実演して見せればいいかもしれないな。」
「早速やってみましょう。」
僕達は、レイ君のところへ向かった。・・・何故僕はこんな事をしているのだろうか?
隣には、一生懸命になっている女の子がいる。
そういえば、名前も聞いていなかったな。
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