No.2 気づいた気持ち

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午前中の授業が終わり、俺達三人は校舎内にあるカフェテリアに向かった。 「あー、腹減った!4時限目が数学だったから余計に減ったわ。」 「普通は体育とかで減るだろ。敬太、お前どういう体してんだ?」 「確かに、ちょっと気になるかも。」 俺と明日香が聞くと、敬太は自慢げに言ってきた。 「俺は心の底から体育を愛してる!だから別に腹減ったりしない。だけど数学は死ぬほど大っ嫌いだからむちゃくちゃ腹減るんだよ。」 「いやいや、理由になってないから。」 「まぁまぁ、とりあえずなんか食わない?死にそうなんすけど。」 「わかったわかった。じゃあ今日は敬太の奢りな!」 「あ、それいいね!亮介、ナイスアイデア!」 「えっ?ちょ、マジで?」
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