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「実は自分だって相当気になってるくせに。
優等生演じちゃって」
「おい、もうあんましゃべるな。バレたらどーすんだ」
「わかってます」
あたし達って一体……ここまで来て何してるんだか……。
「あ~、でもなんだか微笑ましいな。
応援したくなっちゃう」
「喧嘩を?」
「違いますっって!
うまくいくように応援したいってことで…
あ……」
やだ、どうしよう。
男の子が強引に女の子をひっぱって、抱きすくめた。
「あ、あの二人、恋人同士、みたい…だね~」
冗談めかした感じで言いたかったのに、
焦りに焦ってしどろもどろになってるよ、あたし…。
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