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さて、今さっきの友人と帰っている
前が騒がしくなってきているのは俺の気の所為では無いみたいだ
「ほぇ?何かあったのかな?」
こういうのは…あれだ
真「触らぬ神に祟り無し」
「うん、そうだね」
気にせず通り過ぎようとして居た俺たちの方に喧騒が近付いてくる
「通り魔だ!皆逃げて!!」
ん?あれは最近一年に転校してきた勇者(笑)系男子だな
「あ、3年のは今日折って来たのにね」
真「うざいんだけどあぁいうの...ちょっと殺(や)ってくる」
「いってらしゃーい」
取り敢えず…
真「お前超邪魔」
ーーゴッ
なんかナイフ持った目血走ってるキモい男がこっち来てたから顔面に飛び蹴り入れておいた
「なっ!?」
「まこカッコいー!」
「蹴り倒したぞ!?」
「警察呼べ!!」
「きゃーっ!!イケメン!!」
「お兄ちゃんカッケー!」
騒がしくなった…
俺騒がしくさせるよような事した?
「まこ~それが通り魔」
そうだったのか、と先程蹴り倒した男を一瞬だけ見ると何事もなかったように言い放つ
真「それよりも、綾~リョウ~名無しと混ざってるぞ」
綾「うん、まこが僕の事一回でも呼べばよかったんだよ、あとその発言アウト」
真「えぇ…」
そんな和やかな空気を破ったのはあのKY系男子こと
「貴方は何を考えているんだ!!」
勇者(笑)2号の声だった
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