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綾「あーあ…僕知らない」
「何を考えているんだ!もし怪我をしたらダメじゃないか!貴方が出なかったら僕が倒していたのに!!」
ーーイラッ
綾「ハイ合掌ー」
真「何を考えている?怪我をしたら?僕が倒していた?
知らないけど、俺が今怪我をしているか?して無いよな。なら問題は無いはずだ
何をしたかは邪魔だから退(ど)けた。それ以上でもそれ以下でも無い
というか僕がとか自意識過剰としか思えないないっそ巫山戯てるのか?なら笑ってやろう
実力以上にたくさんものを守ろうとする事を否定するわけじゃ無い、ただそれは周りの人間を巻き込む、ということを理解して居るのか?
分かってないよな?巻き込まれ系主人公の気持ちになってみろ、俺は巻き込まれ君の方が好きなんだ」
綾「まこ~ずれてる、ずれてる」
ハッ…しまった…
「僕は強い!そして全て守ってみせる!!」
真「はぁ?何言ってるんだ?全て守ってみせる?じゃあお前はこの世界中の人たち全て守れるんだな。立派だな、本当に凄い!」
一度言葉を切り拍手をしてやる
目に見えて動揺した相手に今迄よりも抑揚もなく、淡々と言って行く
真「…無理に決まってるだろ?…お前は全てを見ようとして本当に極々一部しか自分の意思で見えないようにしている
手のの届く範囲の事すら守れていない「でもっ」でもなんだ、本当に守れてると思っているのか?阿呆らしい…結局お前は『他人のために自分を犠牲にする自分』に自己陶酔してるだけだろう?とてもじゃ無いがそんな人間が全てを守れるわけが無い」
ふぅ、言いたいこと言えて満足だ
真「綾、帰ろう」
綾「あぁ、うん…あれいいの?」
綾が指差しているのは放心状態の勇者(笑)系男子まぁ今迄他人にあそこまで否定されたこと無いんだろ
真「うん、言いたい事言ったし…これ以上関わりたくない」
綾「あははッ、それもそうだね!」
結論放置 だ
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