第1話

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変人奇人 あなたらしくない 悲劇のヒロインぶってる 私への評価は色々 でも 全部違う 他人の評価 私は カランカラン 誰かが言った 何が素晴らしくて 何が素晴らしくないなんて所詮 他人が決めた事 だったら 自分で 何が素晴らしいと 決めてしまえばいい そんなに強くない 意気地無し 昔のあなたはどこ ここでも評価 私への評価が また ひとつ ふえた 私はカランカラン さみしいなんて いえない だって 自分からはなれるから だって 自分で自分が 理解できない 他人には理解を もとめてしまう そして 評価がふえる どれも本当そうで でも 本当では なさそうで また 他人に答えを もとめて また ふりだしに もどる 本当が欲しい それさえあれば まっすぐにたっていられる まがらず たおれず おれずに あまい と いわれた みんな知らないうちに 探して 見つけて 芯にしている 一人で 助け合って探すけど 本当かどうか 見きわめるのは 自分一人 他人に求めるのは 他人に責任を持たせて 失敗したときの 逃げ道がほしいから だから あまい と 私への評価がふえた 私は 私 自分にあまい 私は それを 今までに たくさん言われた でも 意味がわからなくて 何が あまいと言うのか でも 今回は 理解 した 考えた 自分は あまい 結論だった その人は 自分 だった 教えてくれたのは 自分 夢の中の 自分 ああ 世間は 私を どう評価するだろうか ヒロインだろうか 奇人変人だろうか らしくない だろうか 気になる 夢の中の自分と話した こういったら やはり さげすむか あわれみのまなざしで みるのか わからない けど 自分で考えて 行動しよう 責任をもとう 芯にするには ほそくて おれそうで たおれそう でも 今までより 芯らしく なった そんな 気がした 私は カランカラン これからは 転がり続ける 虚しい音ではなく ユランユラン と とまれる 音でいよう すぐには とまれないけど とまらないことは ない まだ 不安定だけど いつか 安定する 自分を 信じてみる 私は ユランユラン いつかは ヒタリと ユランユラン
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