第1話

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俺の名前はリョウタ。 俺はある決意をした。 もう我慢の限界だ。魔王に支配され続けるのはもううんざりだ。 昨日なんか、こんなことがあった…。 村人(母)「やめてください!その子だけはつれていかないでください!お願いです!」 悪魔A「うるせぇ!ぶっ殺すぞ!」 子供「ママーー!助けてー!ママーー!」 瞬間、母親と思われる人物は、悪魔に飛びかかった。 悪魔B「おっとっと!何してんだよクソ野郎!」 村人(母)「黙れ!人殺し!」 悪魔は、持っていた槍で母親を突き刺した。 子供「ママーーー!!」 悪魔A「ありゃーーこりゃ死んじまったな。ヒャハハハ!」 こんな支配が、1ヶ月前から続いている。 この魔王の手下たちは、男、将来有望な子供は連れ去って、魔王軍の労働力にするのだ。 だから、この町に、いまいる男は少ない。 1ヶ月前までは平和だったのに…。 そして今に至る。 もう我慢の限界だ。魔王を倒してやる。 いますぐにでもこの町を出て、倒してやる。 思い立ったが吉日。 実はもう準備はしてある。 パンもつめてある。武器もある。 目の前の門を抜けたら、野原だ。 街道を歩いていけば、ユートピアン王国だ。 悪魔A「おいおい兄ちゃん、どこいくんだよ?) リョウタ「黙れ!」 俺は剣を悪魔に思いっきり振りかぶった。 悪魔A「ウギャアーーー!」 リョウタ「…」 剣術を習っておいて正解だったな。 おっと、こうしちゃいられない。 急がなきゃ。
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