1球目『私はあなたを殺します。』

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「それじゃ、またな!」 「うん。気をつけてね。」 あれから色々あって11時を回り春斗は自分の家に帰っていった 「はふぅ~…。春斗様~…。」 「聖…、見送った直後にとろけないで…。兄として恥ずかしい…。」 春斗が帰った直後に表情が緩み、とろけきった聖に僕は注意した まあ、どうせ聞いてはくれないだろうけどね… 「さて、僕はシャワーでも浴びてから寝ようかな。」 「ふわぁ~…。」 「…………。仕方ない…、聖を部屋までおぶってやるか…。」 そして僕は聖を部屋に送っていき、シャワーを浴びに向かった ―――――――――――――― 風呂場にて 「ふぅ…、気持ちい…。」ジャー キッ 「よし、シャワーも浴びたし早く寝ないとね。」ガラッ シャワーを止めて、そう言うと僕は体を拭き脱衣場に戻った 「あ…!兄上…!」 しかし、そこには部屋に戻したはずの聖が着替えを持って立っていた あれ!?僕、絶体絶命のピンチ!?
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