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「うーん…。さっきのは何だったんだろうか…。」
学校を出てから20分と少しが経ち、もうすぐ自宅にたどり着く位置にまで帰ってきた
それにしても、教室で聞いた
あの声はなんだったのだろうか
空耳だったらいいのになと思いながら僕は自宅までの道のりを歩いている
ちなみに僕の腕時計は4時を回っており春斗も部活を始めている時間になっている
それと、もう言わなくてもわかっていると思うけど僕は春斗と同じ野球部に所属していて、毎日のように甲子園を目指して頑張っている普通の高校生だ
教室で春斗と話していた『可愛い女子が応援に来てくれたら、負け続けの野球部も本来以上の力が出せるはず理論』など微塵の興味もない
あ、でも男子が好きってわけじゃない
僕の恋愛対象は、ちゃんと女の子だから安心してほしいな、うん
「さて、一通り自己紹介も済ませたし、早く帰ろう。」
そして、心の中で誰かに自己紹介をした僕は自宅に向かって走った
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