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僕の腕時計がもうすぐ4時20分になろうとしている
ガチャリ
バタン
タッタッタッ
そんななか、僕は自宅の玄関を開け「ただいまー。」とだけ言い、そのまま二階に上がった
「ハァ…、ハァ…。」
なんだか息が荒い…
今日は早く寝よう…
僕はそのことだけを考えていた
「あら?空くーん?帰ってきたのー?」
二階に上がっていく途中で、お母さんが僕に話しかけてきた
僕は「うん…。」とだけ返事して、ささっと自分の部屋に引き上げた
「空くんったら…。もしかして、照れ隠し?」
「…………。」
下からお母さんが何か言ってるのを、僕は聞かなかったことにして眠ることにした
僕は疲れてるんだ
だから変な声が聞こえたんだ
うん、そうに違いない
だから僕は…、寝るんだ…
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