初めての依頼

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ギルドに鱗を持っていく道中変な目で見られた。 そりゃこんなデカイ鱗持って街中歩いたらそうなるわな。 ま、ギルドに着くまでの辛抱だ。 そう言ってる内にギルドが見えて来た…早く飯とあったかい布団が欲しい。 ギルドに入ると凄く慌ただしい空気の中ギルドマスターがこちらに向かってきた。 「おぉ、ケイトか…近くの森にあのヤマタノオロチが出よったらしくてな。今討伐隊の編成をしていた所じゃ。しばらくギルドで依頼は受けれんぞ」 あれ?これってもしかして…俺が殺った奴がそうじゃねぇの? 一応聞いてみるか。 「ギルドマスター、そのヤマタノオロチってゴブリンがよく出る森に出たか?」 「よう知っとるのぅ。そういえばお前さん、ゴブリンの討伐に行ってたな。よく帰ってきたのう」 あー…完璧俺が殺った奴だな。 うわ、何かめっちゃ強そうな人が数十人も集まってる。 凄く言いにくい雰囲気だわ~。 「なぁ、ギルドマスター。凄く言いにくいんだが…そのヤマタノオロチ、俺が殺った」 「は?」
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