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ピピピ…ピピピ…ピピピ…ポチ!!
唐突に鳴り響いた音が少年の手により消えた。
「ふああ…眠っ!もう6時半か…」
少年はベットの上で伸びをすると服を引き寄せ着替え始めた。
少年の名は神木 歳逹(かみき としたつ)
漁師専門校に通うごくフツーの少年である。
少し年寄り臭い名前だが本人に至っては気に入っているようだ。
「おっと…点呼の時間だ…だりぃな…」
歳逹は制服の一部である帽子を被るとそとにむかった。
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