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(目線:火神大我)
「…いいですよ。」
「でもっ…」
「火神君となら、平気です。」
黒子がそう言う。
俺が先走っただけなのに…黒子を無理矢理押し倒したし…黒子は俺が怖くて抵抗出来ないのかもしれない。
「いや、駄目だ。お前を傷つけたくない。そうだ!もう帰ろうぜ!な?」
「いいんです。」
「でも…」
黒子は目をそらそうとした俺の顔をがっしり掴んで見つめてくる。
「確かに最初は驚きました。でもそれは火神君がそう思っていたからというわけじゃない。男同士で出来る事にです。ボク達はまだお互いをあまり知らない。だからその意味でも、火神君の色々な顔が知りたいんです。」
「後悔…しないか?」
「後悔しませんよ。ボクは火神君が好きです。だから後悔しません。」
「関係あんのか……?」
「好きな人とする事に、後悔もなにもないと思います。」
「黒子…俺…歯止めきかないかんな…!」
俺はそう呟いて黒子のジャージからTシャツまで、上に着ているものは全部脱がす。
黒子の白い綺麗な肌。
寝癖がまだ直りきっていない水色の髪。
つぶらな瞳。
全てに触れたくて、色々な所にキスマークをつけることにした。
「か…がみ…くん…ぁぁ…何…して…ん……!」
「…キスマーク。あざと一緒で痕残る。だから見られたら駄目だぞ。」
「え……ぁぁ…」
黒子が思わず声を漏らす。
可愛い。これで黒子に嫌われたらどうしよう。そう思ったけど、この際最後までしたかった。
それからその事考えよう。
「黒子…下、触っていいか?」
「…え…下…?」
黒子にキスをする。
「かが…みくん…ふ…ぅぁ……」
「優しくするから。」
「…はい…」
「…黒子…好きだ。」
「ぅ…ぁぁ…火神君…どこ触って…!」
俺は黒子の下のジャージを脱がす前に黒子のをさする。
「たってんな…お前の…」
「か…かがみ…くん…ヤバいです…ぁぁ…なんか…へん…んぁぁ……ぅぁ……」
悪い事をしてる気分になった。
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