記憶Ⅱ ~透の場合~

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なんだか嫌な予感。 「何でって……」 俺の好きな子が好きな奴に告白しに行ったなんて言えるかよ。 『お前の知り合いか?』 「あ、うん。まぁそんな感じ。もしかして、晃だった?」 『知ってんのか……』 この感じだと本当に久保田さんは玉砕してしまったんだろう。 晃が相手ならあれだけ頬を赤らめても仕方がないな。 今頃気がつくなんて俺も遅すぎる。 .
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